週末雑感 ~人は人によっては癒やされない~
- 2014.08.31 Sunday
- 11:19
足をケガしている間 セルジオファームは雑草がボウボウだったのだけど ようやく夫も手入れができるようになり すっきりした ”畑”に戻った。
暑い盛りは6時を過ぎると庭に出る気力もなくなるのですが、今日は7時すぎても涼しい。
植木の仕入れに行った際衝動買いしてしまった ニワフジがなぜかまた咲いていた。
花の形と葉の感じがすき。
先日 2ケ月ぶりに アナグリウスケイ子先生の庭園療法のレッスンでした。
色々な事を乗り越えていらした先生との話はいつも優しく私を包んでくれる、
「人は人によっては癒やされないのよ」
と先生はいつもおっしゃる。
たしかにそうかも。
でも癒しではないかもしれないけれど 困難を沢山乗り越えてきた私のまわりの先生達からは励ましをもらう。
そして 遠くからでも気にかけ見ていてくれるそれだけで安心する。
それが「先生」という存在なのかも。
クライアントでもある弁護士先生が お薦めしていた本を読んでいる。
「炎を越えて」
新宿西口バス放火事件の「被害者」の方が書かれた34年の失跡。
私の事故とは比較にならないのですが、私自身も交通事故(車線オーバーしてきた車との正面衝突)後繰り返しの顔面手術から
電車にのれば
「汚い顔」
と言われたり子供には指さされたり、、
ガーゼを交換する描写では当時の治療がフラッシュバックしました。
何を言いたいのか、というと
この「被害者」である杉原さんは 「加害者」をそこまで追い詰めた社会に責任があるのではないか、と加害者を許すのですが、私も事故の加害者に対してその後の
彼の両親の私への態度(病院のテーブルにお見舞い金5000円をたたきつけて帰った)から
「どんな風に育つと、どんな暮らしをするとこんな親になるのだろうか」
と若かったので恨みもしましたが、それと同時にその背景に興味をもってしまったのです。
施工後の写真では仕上がりの表面的な部分しかおわかりにならないかも知れませんが、私自身はそういった経験から
住まい手(特に女性、お母さん)がハッピーになる場所があって 庭に出る余裕が持てるようになってくれたらきっと 情緒の安定した子が育ったり、夫婦の関係が良くなったりするのではないかと
そんな思いで仕事をしています。
庭園療法ではお料理も大きな役割を果たすのですが、簡単で美味しいお料理で夫婦の会話が増えたという方もいらっしゃいます。 それは他人に対しても優しく出来る事にも繋がるのではないでしょうか?
会社の規模としては大きな寄付をして社会貢献をすることは難しいのですが、仕事を通じより温かい社会を目指して 自分という資源を有効に使うことは出来ると思います。
最近は特に 何かちょっと問題らしきことがあると 「徹底的におとしめる」 のが主流。
自分はともかく、子ども達が将来知らずに犯した過ちで立ち直れない程のバッシングされる世の中が待っているのかとちょっとゾッとします。
庭造りの先に 社会が繋がっている、、
そんな責任感と使命感も最近感じる様になりました。
畑には金柑の花が咲いていました。
実も
きっとまた
お母さんは忙しい。
自分の事はいつも一番最後。
でも自分も楽しくて 同時に家族が喜ぶ事ができたらそれが一番なんじゃないかと思う。
アナグリウスケイ子先生にも 背中を押してもらっているのでショールームが整ったら 簡単で楽しいレッスンをやっていきたいな、、と思っています。
それにしても先生のお作りになるものは全ておしゃれで可愛い!
先生のアトリエのHPもおしゃれでした。
スウェーデンにあるノーベル賞の審査を行う建物内にも先生の作品が展示されています。
凄いご経歴をお持ちなのに全然偉ぶらない。
憧れます。
- 庭園療法
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自宅はいつも、、
- 2014.08.30 Saturday
- 16:10
紺屋の白袴
とはよく言ったもので、お客様が優先なので自宅、実家周辺はなかなか、、、
雨続きで現場作業の予定が狂っています。
そんな日も制服きて 自宅の手入れ、、
お預かりしている案件(ガーデン、リフォーム)向けサンプルなど。
今日はリフォーム工事で大工さんと打ち合わせでした。
こちらの要望がわからない時、足を運んで確認してくれるような
業者さんは信頼できますね。
一緒に良いものを納めたい、という気持ちが伝わります。
技術はあっても こちらの意図を汲み取れず自分の経験と独自のセンスで作ったものを納品する職人さんもたまにいて 困る時も(T_T)
一年に一回の、、
- 2014.08.29 Friday
- 00:27
創業からずっと続けている年末のギフトについてミーティング。
”気持ちを込めたい”という気持ちに技術が伴わない年もあり受け取った方が喜んでくださるか不安でもあるのですが、、
今年はもし私がもらったら嬉しいかも!
というものを思案中(ワクワク)
お楽しみに(*?-?*)
こちらは一年間の間に工事ご注文下さった方へのお礼なのですが、お陰様で毎年お礼ギフトの数が増えており感謝の気持ちでいっぱいです。
始めた当初は顧客も少なく大きなパネトーネを手渡しした事も。
クリスマスの頃にお客様を訪問すると過去にお渡ししたギフトを飾ってくださっている事もありとても嬉しい。
モーニングでリフレッシュ
- 2014.08.25 Monday
- 09:58
Cafe fuchsia cote de la mer さんのモーニング
「働き盛り」 という年齢 ぴったりの生活を送っています。
しかし、長年のガーデンの私の先生である 徳田千夏先生から 数ヶ月前腰を痛めた際に
刹那的楽しみより、先のリワードを待てるかどうかがIQの違い
という大変有り難いお言葉をいただきました。
ここでいう ”刹那的楽しみ” とは 色々な事が形になりはじめ今目の前の仕事が楽しい という意味で使っていただいたのですが。。
身にしみました。 先生という肩書きをもたれる私のまわりの先生の発せられる言葉はいつも心に深く残ります。
(良い言葉だとすぐに乱用する方もいるのですが、発した言葉に責任をもてる人間であるかどうかそれはご自身より第三者の方がよくわかっていると思います。
私も気をつけます。 )
大器晩成型とよく占いではでるのですが(^_^;) 先のリワードの事を意味しているのかもしれません。
庭と一緒で 年を重ね成熟をしていきたいですね。
さて昨日は 白子町にある Cafe Fuchsiaさんにて モーニングをいただいてまいりました。
お子さんの誕生から 不定期な営業をされていますが、こうして久しぶりに大好きなFuchsiaさんの空間で食事をしていたら 色々な事を思い出しました。
今は17歳の長女が たまあーと創作工房に年中で通い始めた頃、お教室に預けいつもFuchsiaさんで一人の時間を過ごしていました。
小学校を卒業するまでなので何年でしょうか。
オーナーのKさんとも色々な話をさせていただいたり、常連さんとも仲良くなったり、、
Kさんのお料理はとてもおしゃれで美味しく、ヘルシーで なにより愛情を感じたので そこから仕事に対する自分自身の考えも沢山学ばせてもらった気がします。
数年前には お庭の工事もご依頼いただきました。 こちら
当時お作りしたウエスタンレッドシダーの壁 ↑↑↑
3年後 ↓↓↓
ウエスタンレッドシダーならではの 美しい風化の仕方です。
外国では多く見られる ウエスタンレッドシダーのシルバーグレー。 もう少しするともっと味わい深くなるのでしょうか。
こちらもまた 「先のリワード」ですね。
今も大事ですが、将来、どんな空間の中で生活をされたいか、、
とても大事ですね。 それは私達がお手伝いすることでもありますが、実際にはお客様ご自身でそこから先は作っていくもの。
無理なく長く愛してもらえるものを提案しなくては、といつも思っています。
元気の源
- 2014.08.19 Tuesday
- 14:57
朝六時の地元 太東の海
白子海岸
現場にいく途中の有料道路から
現場近くの稲毛海岸
海からの ”クリーンエネルギー”が私の元気の源です。
今日のお仕事は →→→ こちら
まだまだ暑い日が続いていますが、ふと気がつくと
あと4ケ月後は 年末にむけ猛ダッシュ中です。
お知らせ)
秋の薬剤散布、年末にむけたお庭の手入れ予約はお早めにお願い致します。
手入れに関しては11月前のご予約をお勧めいたします。
すでに12月半月分は予約でいっぱいとなっており、11月以降のご予約の場合年内対応出来ない事もございます。
ご了承下さい。
- 現場
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