屋根の葺き替え工事
- 2000.07.25 Tuesday
- 06:12
2006年に初めて工事をさせてもらい 何期かにわけてお庭をつくり今にいたりますが 初期に作らせてもらった 木製物置の屋根材(シダーシェイクという 木製) が風化で傷み葺き替えをしています。
こちらは国定公園法を厳守しなければならないエリアにあるお客様宅で、物置背後の木々から沢山の落ち葉が降ってきて雨樋に堆積もしてしまうのです。
今日も続きの作業ですが 今回は腐食加工された金属製の屋根材を使います。見た目木製のようにはいきませんがこれからまた長く使う、という事を加味してお勧めをいたしました。
お庭のデザインや伴う資材をお勧めする際、私はお客様の「今」だけでなく未来を想像しながら提案します。
庭のメンテは終わる事がなく当然ほとんどの方は加齢と共に出来る作業が減ってきてしまうからです。
それでも いわゆる工業製品を使ってばかりの庭は味気ないので オリジナルでありつつ 長く使っていただける 作りにしていく事を考えていくのも デザインの一つですね。
このお庭の2006年の初回工事前の様子。
家を建てられた直後でまだ何も出来ていません。
庭の造作、、というよりは
敷地内の水、水はけ問題を解消する作業を先ずは行いました。水はけ問題は ”住んでみてからわかる事” の代表でもありますね。
これが終わり始めて 造作や植栽工事が入れます。
ご自身で植栽を楽しみながら作業されるエリアを残して第1期工事は完了。
第2期工事は2013年
平面な庭にリズムをつけるべく花壇を作成。
景色に馴染むような石積みでご提案させていただきました。
実はこちらのお庭、”タッパーウェア”残しカタログ撮影にも使われたのです。
こちら
今回の葺き替えは実用性を考えて、の事ですがまた数年後に景色に馴染んできたら嬉しいですね。
実はこちらのお客様とはその後親しくさせていただきまして 硬式テニスのコーチをさえている旦那様に子供が長い間プライベートレッスンで御世話になり、長女は強豪チームのある高校に入る事ができインターハイまで。
本当に御世話になりましたm(_ _)m
話しは戻り、葺き替え直前
資材の色選び。
色によって光の反射方や影のつきかたが違うので 実物サンプルを使っての確認は必ずします。
葺き替え後、またご紹介しますね?
- 現場
- comments(0)
- -
- -